医学史

日本史・社会制度

精神科患者150人にツツガムシ病原体を接種|新潟大学の「発熱療法」は人体実験だったのか

1952~56年、新潟精神病院の患者150人にツツガムシ病原体が接種されました。発熱療法、11人の皮膚切除、新潟大学桂内科の研究、国会・法務省調査、広まった死亡人数の誤解まで一次資料で解説します。
日本史・社会制度

山梨県はどうやって「地方病」を終息させたのか|日本住血吸虫症との100年の闘い

甲府盆地を苦しめた地方病(日本住血吸虫症)は、なぜ消えたのか。病原虫の発見、ミヤイリガイ対策、学校検便、殺貝剤、2,179kmのコンクリート水路、農業の変化、1996年の流行終息宣言までをたどります。
日本史・社会制度

腑分けの歴史|日本人は人体の中をどう知ったのか――『頓医抄』から『解体新書』、献体まで

人体の中を見る行為は古くからありました。では、なぜ江戸時代の腑分けと『解体新書』が転換点になったのでしょうか。『頓医抄』、本木了意、根来東叔、山脇東洋、河口信任、杉田玄白らの史料をたどり、日本の人体解剖史を献体まで連続して解説します。
戦争・記憶・人権

『もののけ姫』の病者たちは誰か|ハンセン病の歴史と中世の病者

『もののけ姫』のタタラ場で鉄砲を作る病者たちは、どのような歴史を背景に描かれたのでしょうか。宮崎駿監督の発言、ハンセン病の医学、中世の病者、近代日本の隔離政策、多磨全生園の生活史から読み解きます。
科学・技術・インフラ

ワクチンの歴史|天然痘からmRNAまで、人類は感染症とどう戦ってきたか

天然痘の種痘から、ジェンナー、パスツール、ポリオワクチン、WHOの天然痘根絶、mRNAワクチンまで、ワクチンの歴史を初心者向けに解説します。人類が感染症とどう戦ってきたのかを、科学史・公衆衛生史として整理します。