
プリンスホテルの歴史
<抜粋>
西武グループによるホテル・リゾート事業は、堤康次郎(1889~1964、滋賀出身)が創業した不動産会社の箱根土地(後のコクド)が主導して箱根・軽井沢などへの観光地への進出を図ったのが源流である。戦後の皇籍離脱で生活に困窮した旧宮家から土地を購入し、ホテルを開業した事に由来する。長野県軽井沢町千ヶ滝(せんがたき)地区にあった皇族・朝香宮家の別邸を1947年にホテルとして改装、オープンした際にプリンス・ホテルと命名した。1950年に軽井沢プリンスホテル、1953年に品川プリンスホテル(旧竹田宮邸。現在の高輪プリンスホテル貴賓館)がオープン、その後続々と開業していった。
1980年代、西武グループオーナー・代表であった堤康次郎の息子・堤義明(1934年~存命)はアメリカ経済誌フォーブスによる世界長者番付で総資産額で世界一となった。
戦前(昭和初期)の地図

黄色囲い:品川駅
赤色囲い(上):3つの宮邸(現、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、ザ・プリンス さくらタワー東京)
赤色囲い(中):毛利公爵邸(現、品川プリンスホテル)
赤色囲い(下):岩崎邸(現、三菱開東閣)
<参考>
1898年(明治31年)の高額所得者ランキング
毛利公爵家の年間所得は7位(18万5069円)
華族でこれより上位なのは、
・前田侯爵家の3位(26万6442円)
・島津公爵家の5位(21万7504円)
の2家のみ