NEXT BUSINESS EXPO 2027完全ガイド|AI・DX・ロボット展示と参加方法を初心者向けに解説

AI・人工知能EXPO NEO 2027の会場となる東京国際フォーラムの外観

NEXT BUSINESS EXPO 2027は、2027年2月18日(木)・19日(金)に東京国際フォーラム ホールE2で開催されるAI・DX関連のビジネス展示会です。開催時間は両日10:00~18:00で、入場料は無料予定・事前登録制と案内されています。来場登録の開始日は未定です。

東京国際フォーラムの外観
東京国際フォーラム。NEXT BUSINESS EXPO 2027の開催会場。イベント当日の写真ではありません。

公式サイトでは、2027年も6つの専門展を同時開催すると案内しています。構成は「業務改革・DX展」「フィジカルAI・ロボット展」「AIエージェント・業務自動化展」「生成AI/LLM業務活用展」「AI人材育成・組織変革展」「AIセキュリティ・ガバナンス展」です。どの展示会への来場者も全エリアを回遊でき、生成AI、RAG、AIエージェント、ロボット、データ活用、組織変革、ガバナンスまで一つの会場で比較できます。

NEXT BUSINESS EXPO 2027の開催概要

会場は東京国際フォーラム ホールE2です。開催日時は2027年2月18日(木)・19日(金)の10:00~18:00。入場料は無料予定・事前登録制で、来場登録開始日は決まり次第、公式サイトで案内されます。

東京国際フォーラムはJR有楽町駅から徒歩約1分、JR東京駅から徒歩約5分です。東京メトロ有楽町線の有楽町駅からは地下コンコースでつながっています。

何を見る展示会?

生成AI、ChatGPT連携、画像生成、動画生成、音声認識、顔認証、AI-OCR、需要予測、AIエージェント、翻訳、ロボット、ヘルスケアAIなど、企業の業務で使うAIサービスや製品が集まります。

一般向けの科学イベントよりも、企業が自社課題に合うサービスを比較し、導入を検討する商談展示会に近い催しです。会場では製品画面のデモ、導入事例、業務フローなどを見ながら、複数のサービスを直接比較できます。

DXとは何?

DXはDigital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略です。初心者は、Digitization、Digitalization、Digital Transformationの3段階で分けると理解しやすくなります。

Digitizationは紙の書類をPDFにする、アナログ音声をデジタルデータにするなど「情報そのものをデジタル化する」段階です。Digitalizationは、オンライン申請やクラウド会計のように「既存業務をデジタル技術で効率化する」段階です。Digital Transformationは、データやAIを前提に業務プロセス、サービス、組織、ビジネスモデルそのものを再設計する段階です。

NEXT BUSINESS EXPOでは、単なるツール導入よりも、AIやデータ基盤を使って業務の流れを変える展示が中心です。DX展では基幹システム刷新、クラウド移行、データ活用基盤まで扱うため、AIを動かす前提となる会社全体の仕組みも確認できます。

生成AI・LLM・RAG・AIエージェントの関係

LLMはLarge Language Model(大規模言語モデル)の略で、文章を理解・生成するAIの基盤です。

RAGは、社内文書やデータベースなどから関連情報を検索し、その情報をLLMに渡して回答させる仕組みです。AIエージェントは、質問への回答だけでなく、複数の手順を組み立て、外部ツールやシステムを使って仕事を進めるAIを指します。

役割で分けると、LLMは「文章を理解・生成する基盤」、RAGは「必要な情報を探して回答に使う仕組み」、AIエージェントは「複数の作業を進める仕組み」と整理できます。

企業のAI・DXサービスを支えるデータセンターのサーバーラック
データセンターのサーバーラック。NEXT BUSINESS EXPOの展示写真ではなく、AI・DX基盤の参考画像です。

フィジカルAIとは?

フィジカルAIは、AIがロボットや機械など現実世界の装置と結びつき、周囲を認識しながら動作する技術です。

文章や画像を生成するAIに対し、工場、物流、店舗、建設、介護など、物理的な作業へAIが入る点が特徴です。公式サイトでも「ロボット・フィジカルAI」が展示カテゴリの一つとして挙げられています。

AI-OCRや画像認識も重要

企業のAI活用では、生成AIだけでなく、文字を読み取るAI-OCR、音声認識、画像認識、需要予測なども重要です。

会場では「新しい技術か」だけでなく、「どの作業を置き換えるのか」「人の確認はどこに残るのか」「導入前後でどれだけ時間を減らせるのか」を見ると、サービスの違いを比較しやすくなります。

2027年は6専門展を「業務フロー」で見る

2027年は「業務改革・DX展」「フィジカルAI・ロボット展」「AIエージェント・業務自動化展」「生成AI/LLM業務活用展」「AI人材育成・組織変革展」「AIセキュリティ・ガバナンス展」の6専門展が案内されています。展示名だけで追うより、仕事の流れに沿って整理すると分かりやすくなります。

入力はAI-OCR・音声認識・画像認識、理解と生成はLLM、社内情報の検索はRAG、複数工程の実行はAIエージェント、現実世界での作業はフィジカルAI、全体を安全に運用するのがセキュリティとガバナンスです。さらに、人材育成・組織変革展では、これらを使える人材と社内制度をどう整えるかを扱います。

幅広いAI製品そのものを比較したい場合はAI World、自社のAI活用段階をAXフェーズで整理したい場合はAI・人工知能EXPO NEOも参考になります。NEXT BUSINESS EXPOは、AI単体ではなくDX・ロボット・組織変革まで含めて業務全体を見る点が特徴です。

初心者がブースを見るポイント

ブースでは「何を自動化するサービスか」「誰が使うのか」「人の確認はどこに残るか」「導入前と後で何時間減るか」「どんなデータが必要か」を聞くと、違いが分かりやすくなります。

AIの専門用語をすべて覚えるより、実際の仕事がどう変わるのかを軸に見る方が、この展示会の性格に合っています。

過去開催|AI活用EXPOからNEXT BUSINESS EXPOへ

前身は2025年9月9日・10日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「AI活用EXPO」です。来場登録者は5,600名超、参加企業は80社以上。生成AI、営業支援、物流、業務自動化など、すでに職場へ入り始めたAIサービスがまとまって並びました。会場を歩くと、文章を作る生成AIの隣に社内業務を自動化するサービスがあり、その先には物流や営業のデータ活用がある、というように「AIをどの仕事へ入れるか」を次々に比較できる構成でした。Sansan、LayerX、Hacobu、VNEXT JAPANなど異なる業務領域の企業が参加し、AIを研究テーマではなく日々の仕事へ結び付けて見る展示会として始まりました。

2026年7月16日・17日には「NEXT BUSINESS EXPO」へリブランドされ、生成AI/LLM業務活用展、AIエージェント・業務自動化展、フィジカルAI・ロボット展、AI人材育成・組織変革展、AIセキュリティ・ガバナンス展、業務改革・DX展の6専門展を展開しました。チャットボットや自然言語処理だけでなく、画像・音声認識、機械学習、AIエージェント、ロボットまで対象が広がり、ブースごとに「読む」「判断する」「実行する」「現実世界で動く」というAIの役割が変わる会場になりました。

カンファレンスでは製造、流通、医療、教育など異なる業界の実装事例が共有されました。工場では画像認識やロボット、オフィスではLLMやAIエージェント、組織全体では人材育成やガバナンスというように、同じAIでも導入場所によって必要な技術が違うことを一日で見比べられます。2025年の「AIツールを仕事へ使う」段階から、2026年には「AIを前提に業務や組織を組み直す」段階へテーマが広がり、その6専門展構成が2027年へ引き継がれます。

NEXT BUSINESS EXPO 2027のFAQ

一般参加できますか?
企業向けの展示会ですが、公式サイトではAI技術に興味のある人を来場対象として案内しています。学生も2027年に参加できる予定です。

入場は無料ですか?
2027年は無料予定・事前登録制です。来場登録の開始日は現時点では未発表です。

写真や動画を撮れますか?
公式FAQでは撮影可能ですが、フラッシュは禁止です。各ブースを撮影するときは出展企業の許可を得てください。

初心者は何時間くらい必要ですか?
6専門展をすべて細かく見ると半日以上かかります。初参加なら、生成AI・AIエージェントなど興味のある2分野を決め、展示を1~2時間、カンファレンスを1本組み合わせると全体像をつかみやすくなります。

一人でも回れますか?
ブースを自由に回る展示会なので一人でも参加できます。比較したい業務を「議事録」「社内検索」「営業」「物流」「ロボット」など一つ決めておくと、各社へ同じ質問ができ、違いを把握しやすくなります。

まとめ

NEXT BUSINESS EXPO 2027は、AIやDXを企業の業務へどう導入するかを比較できる展示会です。生成AIだけでなく、認識技術、AI-OCR、業務自動化、ロボットなど幅広い分野を一度に見られます。

参考文献・公式資料