神田の歴史
神田区は東京府東京市にかつて存在した区。
1878年~1932年 東京15区時代
1932年~1947年 東京35区時代
1947年~現在 東京23区時代。このとき麹町区と合併し、千代田区ととなった。
神田は江戸・東京の中でも歴史ある地。「神田明神」は奈良時代創建と伝わり、鎌倉時代には平将門も祭祀され、江戸期には江戸の総鎮守として崇敬された。江戸初期に江戸の街が整備されると、神田の東部は主に町人地、西部は主に武家地とされた。明治期に入ると、江戸期からの商業はさらに発展したほか、武家地一帯には「東京大学」など、多くの大学・学校が誕生、文教の地となり、周辺は学生の街として賑わうようになった。路面電車や鉄道が開通すると、須田町・万世橋周辺は交通の要衝となり、東京有数の繁華街となった。古くより、多くの人が集まる地であったことから「岩本町繊維問屋街」「神田古書店街」「秋葉原電気街」など多様な専門店街も形成され、現在も神田の商業の特徴となっている。
今回訪れる所
1)神田下水
2)物揚場跡
3)鎌倉河岸跡
4)龍閑橋親柱・橋桁
9)玄武館跡