夜の堀船をめぐるローカル散歩🌝王子から続く静かな街灯りの旅

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北区堀船(ほりふね)

大字時代の「堀之内」と「船方」をより一文字ずつ取った名前。町域内に設置された堀船小学校および堀船中学校の呼称は町名の読みとは異なり「ほりふな」と読む。町域内には住宅地とともに中小の工場が多数立地している。かつて、キリンビールの東京都内で唯一の生産拠点であった東京工場が所在していたが、1998年(平成10年)8月に取手工場(茨城県取手市)と栃木工場(栃木県塩谷郡高根沢町、2010年閉鎖)に生産ラインを統合する形で操業を停止・閉鎖した。工場跡地はその後、読売新聞・朝日新聞・日刊スポーツなどの3社合同による新聞の印刷工場と日本製紙の新聞用紙保管倉庫が建設されている。

堀船2丁目に東京書籍本社がある。1909年(明治42年)創業。日本における教科書出版の最大手として有名だが、ほかにも学習参考書やデジタル教科書の制作、学力評価問題の制作、それ以外の一般書籍(主に教育関係書、人文書、文芸書)も多く出版するなど、事業領域は幅広い。

地価

2025年(令和7年)1月1日の公示地価によれば、堀船3-19-6の地点で53万8000円/m2

行くところ

  1. ファミリーマート 王子駅南口店
  2. 東京書籍㈱附設教科書図書館 東書文庫
    1936年(昭和11年)に創立25周年記念事業として設立された「東書文庫」は、国指定重要文化財を含む約16万点の教育資料を収蔵する日本初の教科書図書館であり、そのアール・デコ調の建物自体も北区指定有形文化財として高く評価されています(画像)。その傍らには、文庫の竣工と同時に伊勢神宮から御分霊を勧請して創建された「東書神社」が鎮座し、さらに文庫設立の立役者である初代社長・「石川正作」の銅像が建立されており、これらは単なる企業の付属施設を超え、戦火を免れた貴重な近代産業遺産として、地域の教育と歴史を今に伝える聖域のような空間を作り出しています。
  3. 東京書籍㈱
    1909年(明治42年)に国定教科書の翻刻発行会社として創業した、日本最大手の教科書出版社です。1935年(昭和10年)には北区堀船に印刷工場を竣工し、現在も同地に本社を置くなど、王子・堀船エリアの産業史と深く結びついています。最大の特徴は、小・中・高校の全教科にわたる教科書発行に加え、デジタル教科書や学習用ソフトウェアの開発といった教育のICT化を牽引している点にあり、日本の教育文化の継承と発展を支え続けています。
  4. 真言宗豊山派西福寺(さいふくじ)(豊島2)
    平安時代末期から鎌倉時代初期、武蔵国豊島郡の豪族で鎌倉幕府御家人だった豊島清光の開基である。清光の娘の菩提を弔うために創建した。江戸六阿弥陀霊場1番札所。明治維新の際に起こった上野戦争で敗走中に王子付近で戦死した彰義隊士6名を供養したことが記されている六士銘記の碑があります。
  5. 王子第二ポンプ所
  6. タコ公園
  7. 堀船白山神社
    創建年代は不明であるが、源義家の奥州出陣(後三年の役)の際に戦勝を祈願したという伝承がある。
  8. 梶原の渡船場跡
    徳川家康が江戸に入った頃にはすでに存在していたと言われるほど古い歴史があります。明治から大正、昭和初期にかけて、地元住民や物流にとって欠かせない移動手段でした。
  9. 船方神社
    船方村鎮守の船方神社は、江戸時代、鬱蒼とした森の中にあって十二天の森・十二天社とよばれました。本殿の右脇柵内にある十二天塚と彫った石碑は、次の伝承にもとづいて建てられたものです。(以下略。全文は解説板にあり)
    境内には、煉瓦造の神輿庫がある。当時、付近には煉瓦工場が数多く立ち並んでおり、煉瓦を入手し易かったという背景がある。隣のあらかわ遊園も煉瓦工場の跡地に開園したもの。
  10. あらかわ遊園
    1922年(大正11年)に開園した東京で最も古い歴史を持つ区立遊園地であり、かつては「広大な庭園」としてスタートしながら、戦中の高射砲陣地化を経て、戦後は昭和レトロな雰囲気を残すファミリー向けの憩いの場へと進化を遂げました。2022年の大規模リニューアルを経て、隅田川を一望できる日本一遅い(と自称する)観覧車や、かつての都電の車両展示、動物とのふれあいコーナーなど、最新のバリアフリー設備と懐かしい下町情緒が共存する、北区・荒川区エリアを代表するランドマークとなっています。