

水窪川(みずくぼがわ)
池袋の繁華街付近(旧蟹窪の湿地)を源流とし、文京区で神田川に合流していた自然河川です。都市化に伴い昭和初期に暗渠化され、「消えた川」として知られています。現在の流路は、細く蛇行した路地として跡が残り、暗渠を辿る散策の対象となっています。特徴的な痕跡として、都電荒川線を横切り、護国寺の脇を通るルートや、路地沿いに残る共同井戸、橋の跡、そして台地との境を示す崖線からの湧水が見られ、池袋周辺が発展するまでの歴史を今に伝えています。

詳細な解説ページ
池袋に残る“消えた川”を追ってみると…神田川へ向かう「水窪川」の暗渠には何がある?
今回行くところ
- ファミリーマート 護国寺駅前店
集合地点の近くにある護国寺は、1681年に五代将軍徳川綱吉が母・桂昌院の願いを受けて創建した寺院です。元禄期の本堂は国の重要文化財で、駅前から仁王門へ続く参道も見どころです。 - Brillia護国寺富士見坂
- (ここからは下を川が流れていることを想定して歩く)
- 山田マンション
- (横の階段から少し迂回して次へ)
- ポポー広場
木造住宅が密集する大塚五・六丁目地区の防災空間として、住民と文京区が整備した広場です。平常時は児童遊園、災害時は避難場所や防災拠点として使われます。中央には広場名の由来となったポポーの木が植えられています。 - 文京区立大塚坂下町公園
斜面緑地を生かした公園です。水窪川の流路を歩く途中で、低地と周囲の台地との高低差を目で確かめられます。暗渠散歩では、こうした坂や崖線がかつての水の集まり方を考える手がかりになります。 - 富士山広場 (第1辻広場)
東池袋の住宅地に点在する小規模な辻広場の一つです。街かど消火栓が設置され、日常の休憩場所であると同時に、木造住宅地の防災を支える空間になっています。 - 日光広場 (第4辻広場)
富士山広場と同じく、住宅地の交差点に設けられた辻広場です。街かど消火栓が置かれており、細い道路が多い地域で初期消火や一時的な避難に役立つ場所です。 - 豊島区立 日出町公園
戦後に進駐軍へ接収された土地が返還され、周辺の区画整理を経て1955年に開園した公園です。サンシャインシティ完成後の街の変化に合わせて全面改修され、1990年に現在の姿になりました。園内の緩やかな流れも見どころです。 - (ここからは川の跡がわからない)
- 美久仁小路
- 戦後の闇市の区画整理を経て1951年(昭和26年)頃に形成された、歴史ある横丁です。周辺の大規模な再開発を逃れたこの路地は、狭く入り組んだ空間に小さな居酒屋やバーがひしめき合い、古い建物の風情と相まって、まるで時間が止まったかのような昭和レトロな雰囲気を今に伝えています。

池袋駅東口、2010年12月4日。撮影:Pyzhou/Wikimedia Commons/GFDL。 - 「酒場ずぼら」は美久仁小路の最古の酒場として知られ、1950年代(昭和26年頃)にバラックの屋台から創業し、美久仁小路の成立とともに歴史を歩んできました。創業から70年以上(2023年時点)続く家族経営の老舗で、横丁の歴史そのものを体現していると言われています。「大衆酒場ふくろ美久仁小路店」は池袋を代表する老舗酒場ふくろ(西口本店)の支店ですが、美久仁小路店自体も1953年頃からの歴史を持つ老舗酒場です。
- 戦後の闇市の区画整理を経て1951年(昭和26年)頃に形成された、歴史ある横丁です。周辺の大規模な再開発を逃れたこの路地は、狭く入り組んだ空間に小さな居酒屋やバーがひしめき合い、古い建物の風情と相まって、まるで時間が止まったかのような昭和レトロな雰囲気を今に伝えています。

散歩の続きはTimeWalkで
TimeWalkは、現在地の近くにある史跡・神社仏閣・記念碑などを探せる街歩きWebアプリです。インストール不要で、スマートフォンのブラウザから利用できます。護国寺や池袋周辺を歩くときも、近くの歴史スポットを距離順に確認し、場所ごとの解説や関連人物を読むことができます。


