巨大な研究所、総合車両センター、大規模再開発地区、多数の路線などが入り組んだエリアを散策してみよう

【紫色:主な見附 白色:主なスポット 青色:現在の主要線路】見附とは見張り番所がある城門のことで、江戸城の見附は主に枡形門と堀に架けられた橋が一体となったものが多かった。実際は36以上あったが俗に江戸城三十六見附と呼ばれている。現在でも一部残っている。

今回いくところ

  1. 大崎ゲートシティアトリウム
    • ゲートシティ大崎は1984年に準備組合が設立。しかし、バブル崩壊によって何度も計画を見直すなど苦悩があった。完成までには15年を要し、1999年にグランドオープン。大崎ニューシティと並ぶ大崎副都心の再開発の施設でもある。総事業費は約1600億円。
    • 大崎ニューシティとは、ペデストリアンデッキで連絡し大崎駅と直結。低層階は大理石調の高級感溢れる内装と併せて水流や草木も取り入れ、巨大なアトリウムも設けるなど、非常に革新的なデザインとなっている。
    • 管理・運営は三井不動産
    • 大崎ニューシティは品川区が大井、大崎、五反田を結ぶ都市軸を形成し副都心とする長期基本計画を策定したことをきっかけに、ここを発祥の地とする日本精工はじめテーオーシー、勧業不動産(現:中央日本土地建物)など11社、個人3人で1981年、再開発準備組合を設立。都市計画決定告示を経て、1983年、大崎駅東口第1地区市街地再開発組合を設立。星製薬や日本精工の大崎工場跡で1984年着工、1987年竣工・開業。
    • 大崎ニューシティは、大崎副都心整備における先駆けとして建設され、このあと、ゲートシティ大崎(1999年竣工)、ThinkPark(2007年竣工)、大崎ウエストシティタワーズ(2009年竣工)、ソニーシティ大崎(現:NBF大崎ビル。2011年竣工)、パークシティ大崎(2015年竣工)などが漸次完成している。
  2. 第一三共株式会社 品川研究開発センター
  3. 広町公園
    この先に赤レンガ造りの旧変電所があるが敷地内でおそらく入れない。京浜東北線の電車からは見える。
  4. 百反歩道橋
    付近の百反坂(百反通り)からきている。百反坂の由来について、この坂は階段であったため百段と呼ばれていたものが、のちに路面が平坦になり、名称だけが百反となって残ったものといわれています。
  5. 文政年間造 道標石柱
  6. 品川区役所
    • ここから東のエリアにOIMACHI TRACKS(公式HP)が2026年に開業予定
    • 区役所新庁舎は2025年秋に着工、2029年開庁を予定
  7. Cafe Grand Jete
    住宅街にひっそりと佇んでいる、昭和初期の和風建物です。経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されている南部鉄器が使用されている。
  8. 大正6年銘道標
  9. 貴船神社
    藤原伊勢人の勧請により709年に創建
  10. 大崎ウエストシティタワーズ
    • デベロッパー:大崎駅西口中地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、NIPPO、住友商事、東急不動産)
    • 施工:清水建設・フジタ建設企業共同体
    • 工場に隣接し、老朽化した木造住宅・住商併用施設が密集していた地域を、都市再生特別地区に認定された「大崎駅西口中地区第一種市街地再開発事業」よって、住宅をメインとする再開発が行われ、4層の低層住宅棟、38層、39層の高層住宅棟、7層の業務棟が建てられた。
    • 2002年都市計画決定。2009年完成。
  11. NBF大崎ビル(旧称:ソニーシティ大崎)
    トリニトロンカラーテレビをはじめ数々の革命的なエレクトニクス製品を生んだソニーの旧大崎西テクノロジーセンター跡地に、研究開発型オフィス「ソニーシティ大崎」として建てられた。2009年着工、2011年竣工・開業。
  12. 大崎駅