立教大学池袋キャンパス建築ガイド|赤レンガ校舎・チャペル・第一食堂・旧江戸川乱歩邸を歩く

立教大学池袋キャンパスの正門から見た赤レンガ造りの本館モリス館

池袋駅西口から歩いて約7分。繁華街を抜けた先に、ツタをまとった赤レンガの本館と2本のヒマラヤ杉が現れます。中央のアーチをくぐると中庭が開き、その奥には第一食堂、左右には旧寄宿舎が並びます。約100年前に計画された大学の骨格が、現在も学生生活の中で使われています。

正門、本館、チャペル、旧図書館、寄宿舎、食堂を順に歩くと、立教大学が教室だけで構成された学校ではなく、礼拝、読書、食事、共同生活まで含むキャンパスとして設計されたことが分かります。さらに旧江戸川乱歩邸と2026年完成の木造19号館を加えると、近代建築から現代の環境建築までを一度に見比べられます。

立教大学池袋キャンパス見学の要点

  • 10名未満の自由見学は予約不要です。
  • 建物外観を中心に見るなら約90分です。
  • 立教学院展示館と旧江戸川乱歩えどがわ らんぽ邸を含めるなら約2時間を見込みます。
  • 写真撮影は屋外のみ可能です。建物内部は撮影できません。
  • 第一食堂は営業日に一般利用できます。
  • 旧江戸川乱歩邸は通常、月・水・金曜日に公開されます。
  • 赤レンガ建築6棟は東京都選定歴史的建造物です。
  • 池袋駅西口から徒歩約7分、要町駅6番出口から徒歩約6分です。

公開範囲は、入試、大学行事、授業、礼拝、休業期間で変わります。訪問前に、大学見学ページ、各施設の開館カレンダー、食堂営業予定を確認すると安心です。

90分で歩く赤レンガ建築コース

赤レンガ建築群の外観を中心に歩く基本コースは約90分です。最初に正門から本館を見て、中央アーチを抜け、チャペル、旧図書館、旧寄宿舎、第一食堂を中庭の配置と一緒に見ます。

順番見学地点目安見るポイント
1正門5分本館へ向かう正面軸とヒマラヤ杉
2本館(1号館・モリス館)15分中央アーチ、時計、レンガ、ツタ
3立教学院諸聖徒しょせいと礼拝堂15分尖頭アーチ、縦長窓、控え壁
4メーザーライブラリー記念館10分旧図書館と本館・チャペルの配置
52号館・3号館10分旧東寮・西寮と中庭の構成
6第一食堂15分食堂建築、ラテン語銘文、一般利用
7ウィリアムズ主教像5分立教創設者と聖公会教育
8鈴懸の径10分1924年植樹の並木と歌碑
919号館10分木造Nearly ZEB、庇、木格子

時間が限られる場合は、正門、本館、チャペル、メーザーライブラリー記念館、第一食堂を優先します。この5地点だけでも、立教大学池袋キャンパスの中心軸と赤レンガ建築群の特徴をつかめます。

2時間で展示館・旧江戸川乱歩邸まで見るコース

立教学院展示館と旧江戸川乱歩えどがわ らんぽ邸の内部を含める場合は約2時間を見込みます。旧江戸川乱歩邸が通常開館する月・水・金曜日は、文学史と建築を合わせて見やすい日です。

追加地点追加時間見どころ
立教学院展示館15~25分立教学院の歴史資料と旧図書館内部
旧江戸川乱歩邸20~30分旧宅、展示、書庫「幻影城」
第一食堂の利用15~30分食堂内部、木造トラス、学生食堂の雰囲気

10名以上で実施するイベントは団体見学に当たります。大学への申込みは原則として希望日の2週間前までです。旧江戸川乱歩邸を10名以上で見学する場合は、同施設へ1週間前までの団体予約も必要です。

見学前に確認すること|予約・写真撮影・開館日

10名未満の個人自由見学は予約不要です。通常の開門時間である9時から20時まで、建物の外観を見学できます。入試準備を含む2月5日から13日は見学休止となり、大学行事や休業期間によって公開範囲が変わります。

開館日・利用時間内に見学または利用できる場合がある施設は、第一食堂、立教学院展示館、立教学院諸聖徒しょせいと礼拝堂、セントポールプラザ、旧江戸川乱歩えどがわ らんぽ邸です。授業、礼拝、行事、施設休館の時間帯は内部公開が変わります。

写真撮影は屋外に限られます。建物内部は全面撮影禁止です。見学範囲は、現役の大学として授業と学生生活を続けながら公開できる施設に限られます。

項目見学条件
10名未満の自由見学予約不要
10名以上の団体団体見学として事前申込み。原則2週間前まで
通常の見学時間大学の開門時間中。通常9:00~20:00
建物外観原則見学可能
建物内部開館日・利用時間内の一部施設
写真撮影屋外のみ可能
入試期間2月5日~13日は見学休止
最新情報大学見学ページ、各施設の開館カレンダーに掲載

築地から池袋へ移った立教大学

立教大学の起源は、1874年にチャニング・ムーア・ウィリアムズ主教しゅきょうが築地の外国人居留地に開いた私塾です。聖書と英学を教えた小さな学校から始まり、校地と施設の拡張に伴って池袋へ移りました。

大学が池袋へ移転したのは1918年9月11日です。翌1919年5月31日、本館、礼拝堂、図書館、食堂、寄宿舎きしゅくしゃの落成式が行われました。周囲に農地が残っていた時代、池袋駅西側に大規模な教育施設が生まれ、学生、教職員、下宿、食堂、書店を呼び込む核となりました。池袋駅と西口の形成過程は、池袋駅の歴史で詳しく扱っています。

池袋キャンパスの設計は、ニューヨークのマーフィー・アンド・ダナ建築事務所が担当しました。建物群は当時のアメリカで広がっていたカレッジ・ゴシック様式で統一されています。中央に本館、正門から見て右に礼拝堂、左に図書館を置き、本館のアーチを抜けた中庭の奥に食堂、その左右に寄宿舎を配置しました。

当初の主要施設には、本館、礼拝堂、図書館、食堂、2棟の寄宿舎、体育館、校友会館がありました。現在残る本館、礼拝堂、旧図書館、第一食堂、2号館、3号館の6棟は、東京都選定歴史的建造物です。同制度の概要と都内の建築一覧は、東京都選定歴史的建造物の完全ガイドで確認できます。

正門から本館(1号館・モリス館)を見る

正門の中央に立つと、本館の時計台とアーチが正面に重なります。門から本館へ向かう直線、本館前の広場、両側のヒマラヤ杉までが一つの正面景観をつくっています。最初に建物へ近づかず、正門付近から全体を見ると、キャンパスの軸線が明確です。

本館は、米国聖公会せいこうかいの宣教師アーサー・ラザフォード・モリスの遺産を用いて建設されたため、モリス館と呼ばれます。1919年の落成以来、現在も教室として使われています。

本館を見るときは、まず正門から時計台と中央アーチの位置を確認します。近づいたら、赤レンガの長い面と短い面が交互に現れるフランス積み、灰色の目地、左右で種類の異なるツタを見比べます。

中央の尖ったアーチはカレッジ・ゴシックの特徴です。アーチの上には英国デント社製、直径90センチの時計があります。おもりで動く機械式時計で、3~4日に一度、人の手で巻かれています。

レンガは、同じ段の中に長い面と短い面を交互に見せる「フランス積み」です。明治中期以降には使用例が減った積み方を、大正期のキャンパスで装飾的に採用しました。壁面へ近づくと、赤レンガと灰色の目地が細かな縞をつくっています。

正門から見て本館右側のキヅタは、1924年に神学院のチャペルから移植されました。左側のツタは1925年に自由学園から移されています。本館全体へ広がるナツヅタは秋に紅葉し、葉を落とします。常緑のキヅタと落葉するナツヅタの違いも外観に表れます。

1923年の関東大震災では大きな被害を受け、屋根の形を変更する改修が行われました。外観を保存しながら耐震化とバリアフリー化を重ね、現役の校舎として使われています。

立教学院諸聖徒礼拝堂

正門から見て本館の右側に、立教学院諸聖徒しょせいと礼拝堂があります。1918年に竣工し、1919年に他の赤レンガ建築群とともに落成しました。日々の礼拝、創立記念、クリスマス、コンサート、結婚式に使われる立教学院の宗教施設です。

外観では、細長い建物に並ぶ縦長の窓、尖ったアーチ、レンガ壁を支える控え壁が目に入ります。本館の時計塔のような強い正面性を抑え、内部へ光を取り込む窓と長い礼拝空間を外側に表しています。

立教学院諸聖徒礼拝堂の木造トラスと祭壇が見える内部空間
立教学院諸聖徒礼拝堂の内部、2024年。撮影:Kakidai/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0。

内部では、天井を渡る木造トラス、濃い木部、赤レンガ、白い石材が礼拝空間を構成します。現在の西側控室、回廊、入口上部のバルコニーは、創建後に増築されました。現在設置されているパイプオルガンは、英国ティッケル社製のイギリス・ロマン派様式です。

関東大震災後に改修され、1998年から1999年にかけて免震めんしん工事が行われました。歴史的な外観と礼拝空間を保ちながら、現役施設として安全性を更新した建築です。

一般見学時の内部公開は、礼拝、授業、行事の利用状況によって変わります。扉が開き、見学案内が出ている時間帯に内部を見られます。建物内の写真撮影は大学の見学ルールにより禁止されています。

メーザーライブラリー記念館と立教学院展示館

本館を挟んで礼拝堂の反対側に建つ赤レンガの建物が、メーザーライブラリー記念館の旧館です。中央の本館に対して礼拝堂と旧図書館を左右へ配置したため、正門前から三つの建物が一つの景観として見えます。

立教大学池袋キャンパスの旧図書館メーザーライブラリー記念館
メーザーライブラリー記念館、2007年。撮影:phosphor/Wikimedia Commons/CC BY-SA 3.0。

建設時は1階を事務所、2階を図書館として使いました。館名は、米国聖公会の外国伝道を長く支援したサミュエル・リビングストン・メーザーを記念し、息子のサミュエル・メーザーが建設費を寄付したことに由来します。

旧館は1919年の落成から2012年まで図書館本館として使われました。池袋図書館の開館後、メーザーライブラリー記念館へ改称され、2014年に2階へ立教学院展示館が開館しました。

展示館では、創立から現在までの立教学院の歴史を、文書、写真、映像、所蔵資料からたどれます。建物の用途が図書館から展示館へ移ったため、旧図書館の内部と学院史を同じ場所で見られます。

通常の開館時間は平日10時から17時、土曜日11時から17時です。日曜日、祝日、大学の休業期間は休館となり、行事や授業利用で変更される場合があります。入館料は無料です。団体見学や展示ガイドは、見学日の1週間前までの相談制です。

2号館・3号館と第一食堂

本館中央のアーチを抜け、中庭を進むと第一食堂が正面に現れます。その左右に建つ2号館と3号館は、1919年に東寮と西寮として完成しました。各棟には40室の寄宿舎きしゅくしゃ室があり、第一食堂とともに学生の生活空間を構成しました。

立教大学は築地時代から寄宿学校として発展しました。池袋キャンパスでも、教室、礼拝堂、図書館、食堂、寄宿舎を中庭の周囲へ置き、教育と日常生活を一体で計画しています。2号館と3号館が1932年まで寄宿舎として使われた後も、建物は研究室や大学案内の施設へ用途を変えて残りました。

2号館は現在、学校・社会教育講座などの施設です。3号館は入学センターとして使われ、大学案内、過去の入試問題、進学情報誌を閲覧できる場所があります。一般見学では、旧寄宿舎としての外観と第一食堂との位置関係が主な観察対象です。

立教大学池袋キャンパスに建つ赤レンガ造りの第一食堂
立教大学第一食堂、2024年。撮影:Kakidai/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0。

第一食堂は、寄宿舎生の食堂として建てられました。正面中央の塔、白い窓枠、縦長の窓、赤レンガの壁が特徴です。内部には高い天井と木造トラスが広がり、現在も学生食堂として使われています。

入口の上にはラテン語で「食欲は理性に従うべし」という意味の言葉が掲げられています。哲学者キケロの言葉を食堂向けに変えた表現で、建物の格式と学生生活のユーモアが同居しています。

第一食堂は一般客も利用できます。営業日と時間は大学の食堂営業スケジュールに掲載されます。授業日の12時25分から13時25分は学生利用が集中する時間帯です。

ウィリアムズ主教像と鈴懸の径

チャペルの西側には、立教学院の創立者チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教しゅきょうの像があります。ウィリアムズは1859年に来日し、1874年に築地で立教学校の前身となる私塾を開きました。像の位置から本館、チャペル、メーザーライブラリー記念館を見ると、創立者の教育理念が建築群として形になったことを確認できます。

キャンパス中央部の4号館と10号館の間には、鈴懸すずかけみちが東西に延びています。スズカケノキの並木は1924年に植樹されました。立教大学卒業生の歌手、灰田勝彦はいだ かつひこが歌った『鈴懸の径』のモデルとなり、4号館前には歌碑があります。

2024年には立教学院創立150周年を記念し、長嶋茂雄の顕彰モニュメントと記念樹が鈴懸の径に設置されました。赤レンガ建築群から並木道へ進むことで、1910年代のキャンパス建設、1920年代の植樹、戦後の校友文化、150周年の記念事業が同じ動線上につながります。

旧江戸川乱歩邸

キャンパス西側には、推理小説家の江戸川乱歩えどがわ らんぽが1934年から1965年まで暮らした旧宅があります。本名は平井太郎ひらい たろうです。乱歩は転居の多い生活を経て池袋三丁目へ移り、ここを終の住まいとしました。

立教大学池袋キャンパス内にある旧江戸川乱歩邸の正門
旧江戸川乱歩邸の正門、2023年。撮影:Asanagi/Wikimedia Commons/CC0 1.0。

敷地には住宅と、書庫として使われた土蔵どぞうが残ります。乱歩は土蔵を書庫「幻影城」と呼び、探偵小説、犯罪研究、大衆文化に関する資料を収めました。旧宅、蔵書、資料は2002年に立教大学へ譲渡され、研究と公開に活用されています。

改修を経て、旧江戸川乱歩邸は2025年5月に展示施設としてリニューアルオープンしました。2026年8月確認時点では、通常の開館日は月・水・金曜日、開館時間は10時30分から16時です。入館無料、個人は予約不要です。10名以上の団体は、1週間前までの予約が必要です。

2026年8月確認時点では、土蔵壁面の一部損傷により庭の一部へ立入制限があります。邸内から続く土蔵扉前の見学動線は公開され、内部の書架を見られます。開館日と公開範囲は公式カレンダーに随時反映されます。

立教大学、池袋モンパルナス、旧江戸川乱歩邸が池袋駅西側へ集まった背景は、池袋北口・西口の都市史で扱っています。戦後の駅前空間まで広げて見る場合は、戦後東京の闇市を写真と資料で歩くも参考になります。

2026年完成の19号館

赤レンガ建築群から南門方面へ進むと、2026年3月に竣工した19号館があります。環境学部の教育・研究拠点として建設された地上3階建ての木造建築です。

19号館は、BELS認証「Nearly ZEB」を取得した木造3階建ての建物です。公式発表では、BEIは0.42、創エネ分を考慮した設計値では0.25以下とされています。

外観では、各階から張り出す大きなひさし、日射を調整する木格子、木造の質感、立教大学の赤レンガ建築を受け継ぐレンガ意匠を確認できます。約100年前の赤レンガ建築と、2020年代の省エネ木造建築を同じキャンパスで見比べられる点が見どころです。

本館から19号館まで歩くと、1910年代のカレッジ・ゴシック、震災後の修復、歴史的建造物の継続利用、2020年代の環境建築を一つのキャンパスで比較できます。

曜日別の見学プラン

施設内部まで見る場合は、曜日によって内容が変わります。

曜日見学しやすい施設コースの組み方
月・水・金赤レンガ建築群、立教学院展示館、旧江戸川乱歩邸、第一食堂、チャペル2時間コース向き
火・木赤レンガ建築群、立教学院展示館、第一食堂、チャペル旧江戸川乱歩邸は外観中心
赤レンガ建築群、立教学院展示館、営業中の食堂・売店展示館は通常11:00~17:00
日・祝日建物外観とキャンパス景観展示施設は休館が多い

立教学院展示館、旧江戸川乱歩えどがわ らんぽ邸、第一食堂、チャペルは、大学行事、授業、礼拝、休業期間で利用状況が変わります。各公式ページのカレンダーと営業予定が当日の公開情報になります。

池袋駅西口から正門までは徒歩約7分、東京メトロ有楽町線・副都心線の要町駅6番出口からは徒歩約6分です。一般来訪者向けの学内駐車場はありません。

イベントで使う場合の進行例

10名以上のイベントでは、大学の団体自由見学を事前申請します。建築解説を中心にした進行は、次の配分で約2時間です。

時間内容
0~10分正門前で池袋移転とキャンパス全体配置を説明
10~30分本館のアーチ、時計、レンガ、ツタを観察
30~50分チャペルとメーザーライブラリー記念館を比較
50~70分展示館または中庭を見学
70~90分旧寄宿舎と第一食堂を解説
90~105分ウィリアムズ主教しゅきょう像と鈴懸すずかけみち
105~120分江戸川乱歩えどがわ らんぽ邸または19号館

旧江戸川乱歩邸の内部を組み込む場合は、月・水・金曜日の開館時間内に設定します。第一食堂の利用を組み込む場合は、授業日の12時25分から13時25分を外した進行が組みやすくなります。

よくある質問

立教大学池袋キャンパスは一般人も見学できますか?

10名未満の個人自由見学は予約不要です。建物外観を中心に、大学の開門時間中に見学できます。

写真撮影はできますか?

屋外のみ撮影できます。建物内部の写真撮影は全面禁止です。

第一食堂は一般利用できますか?

営業日・営業時間内であれば一般客も利用できます。授業日の昼休みは学生利用が集中します。

旧江戸川乱歩邸はいつ見学できますか?

2026年8月確認時点では、通常の開館日は月・水・金曜日、開館時間は10時30分から16時です。祝日や大学行事で変更される場合があります。

建築を見るなら何分必要ですか?

赤レンガ建築群の外観を中心に見るなら約90分です。立教学院展示館と旧江戸川乱歩邸の内部を含めるなら約2時間を見込みます。

赤レンガ建築はどの建物ですか?

本館、立教学院諸聖徒礼拝堂、メーザーライブラリー記念館、第一食堂、2号館、3号館の6棟です。いずれも東京都選定歴史的建造物です。

赤レンガ建築群から池袋の街へ

立教大学の池袋移転は、駅西側へ学生と教職員の日常的な人流を生みました。大学の周辺には下宿、食堂、書店が集まり、長崎・千早・要町方面には芸術家のアトリエ村が形成されます。大学の建築を見た後に池袋西口を歩くと、教育、文学、芸術、商業が同じ鉄道駅の周囲へ重なった過程をたどれます。

駅と街の変化は池袋駅の歴史、大学・池袋モンパルナス・歓楽街・チャイナタウンの関係は池袋北口・西口の都市史で詳しく紹介しています。地図や古い地形から街を読む入口は、古地図まるわかりガイドでも扱っています。

TimeWalkで周辺の歴史スポットを探す

立教大学池袋キャンパスを歩いた後は、周辺の歴史スポットを地図で探せるTimeWalkを使うと、池袋西口、要町、目白方面へ散歩を広げやすくなります。現在地の近くにあるスポットを確認しながら歩けるため、赤レンガ建築群、文学、学生街、戦後の繁華街を同じ地図上でつなげて見られます。

東京全体の街歩きコースを探す場合は、東京歴史散歩おすすめコース集も参考になります。

参考文献・公式情報

  1. 立教大学「大学見学・キャンパスツアー」
  2. 立教大学「個人見学」
  3. 立教大学「団体見学」
  4. 立教大学「立教大学の歴史・沿革」
  5. 立教大学「池袋キャンパスの100年を見守り続ける本館」
  6. 立教大学「本館(1号館/モリス館)」
  7. 立教大学「立教学院諸聖徒礼拝堂」
  8. 立教大学「竣工から一〇〇年を迎えた立教学院諸聖徒礼拝堂」
  9. 立教大学「メーザーライブラリー記念館/旧館」
  10. 立教大学「立教学院展示館」
  11. 立教大学「学生の生活の場として誕生——2・3号館」
  12. 立教大学「寄宿舎生の食堂として生まれた第一食堂」
  13. 立教大学「第一食堂」
  14. 立教大学「鈴懸の径」
  15. 立教大学「大衆文化研究センター(旧江戸川乱歩邸)」
  16. 立教大学「旧江戸川乱歩邸がリニューアルオープン」
  17. 国立国会図書館「江戸川乱歩|近代日本人の肖像」
  18. 立教大学「環境学部の拠点19号館が竣工」
  19. 立教大学「19号館(環境学部研究室棟)」
  20. 東京都「6つの東京歴建が一堂に!立教大学の赤レンガ建築」
  21. Wikimedia Commons「Rikkyo All Saints Chapel (2)」
  22. Wikimedia Commons「Main Dining Hall in Rikkyo University」
  23. Wikimedia Commons「Old Building of the Library in Rikkyo University」
  24. Wikimedia Commons「Edogawa Rampo Memorial Center main gate」