一橋大学と国立の近代建築と戦跡巡り&古い方の国立で古代遺跡、建築、神社仏閣など歴史と新緑散歩

【紫色:主な見附 白色:主なスポット 青色:現在の主要線路】見附とは見張り番所がある城門のことで、江戸城の見附は主に枡形門と堀に架けられた橋が一体となったものが多かった。実際は36以上あったが俗に江戸城三十六見附と呼ばれている。現在でも一部残っている。
青柳(あおやぎ) 石田(いしだ) 泉(いずみ) 北(きた) 中(なか) 西(にし) 東(ひがし) 富士見台(ふじみだい) 矢川(やがわ) 谷保(やほ)

国立市について

くにたちの歴史

国立市の年表(Wikipedia)

一橋大学

一橋大学は森有礼(1847〜1889、初代文部大臣)が福澤諭吉渋沢栄一の援助を得て、1875年(明治8年)に開いた商法講習所を源流とする日本で最も古い社会科学系の大学である。第二次世界大戦前には商学専門の官立大学(旧制東京商科大学)として開設されていた。森有礼は、幕末期にロンドン大学に学び、のち初代米国代理公使としてワシントンに滞在した。英米両国では実業家が官僚や政治家に劣らず活動していること、国家独立の基礎は経済の富強にあって、そのためには経済人の育成が急務だと痛感したこと、それらが一橋大学の学校設立の端緒となっている。

堤康次郎と箱根土地とコクド

堤康次郎(つつみ やすじろう、1889〜1964)は、日本の実業家、財界人、政治家。西武グループ(旧コクド及び旧セゾングループ)の創業者。滋賀県大津市名誉市民。

1914 堤康次郎、下落合にて目白文化村の土地買収を開始
1917 落合に沓掛遊園地株式会社を設立し別荘地の開発を開始
1918 千ヶ滝遊園地株式会社設立。藤田謙一を経営陣に招く
1919 株式会社グリーンホテルを設立
 〃 箱根別荘地の大規模開発を開始
1920 資本金2000万円、払込500万円で豊多摩郡落合村大字上落合119番地に箱根土地株式会社が発足
1921 箱根遊船株式会社を全株式取得で買収し芦ノ湖の観光船事業を独占
 〃 小田原電気鉄道(現・小田急箱根)の株式を取得開始
 〃 強羅(ごうら)土地株式会社を設立
1922 経済的に困窮した近衛家から下落合の所有地の譲渡をうける
 〃 湯河原〜広河原間(電気鉄道)、広河原〜箱根間(鋼索線)の免許取得
1923 小平学園の土地(60万坪)買収開始
 〃 駿豆鉄道(現・伊豆箱根鉄道)を傘下に治める
 〃 箱根、函南、泉村地籍82万坪の永久借地権取得
 〃 旧中川久任(ひさとう)伯爵邸跡地3400坪(渋谷道玄坂)を商業地分譲開発
1924 箱根土地株式会社と東京商科大学(現・一橋大学)が、神田一ツ橋約1万坪と国立大学町約7万5千坪との土地交換契約締結(正式には翌年)
 〃 新軽井沢〜南軽井沢間の20間道路の敷設工事開始
 〃 南軽井沢での貸別荘経営開始
 〃 旧中川久任(ひさとう)伯爵邸跡地に百軒店(名店街)設置
 〃 大泉学園都市林間舞踏大会を開催
 〃 武蔵野鉄道に寄付した東大泉駅(現・大泉学園駅)が営業開始
 〃 堤康次郎、衆議院議員初当選
1925 遊園地「新宿園」を開設
 〃 小田原電気鉄道(現・小田急箱根)の株式を取得
 〃 国分寺〜小平間の鉄道経営免許取得
 〃 後に西武鉄道となる武蔵野鉄道の株式を取得
1926 社債償還不能で東京株式取引所での売買中止、事実上の破産
 〃 国分寺〜小川間で、後に西武バスとなる乗合自動車営業開始
 〃 中央線に寄付した国立駅営業開始
 〃 芦ノ湖で水上遊覧飛行の営業開始
 〃 本店を北多摩郡谷保村育柳894番地(国立大学町)に移設
 〃 債権者協議会開催。 社債返済の為に軽井沢千ヶ滝土地や新宿園を売却
 〃 堤康次郎、小田原電気鉄道の取締役に就任
1927 国分寺〜多摩川満願寺渡間の軌道敷設特許申請
 〃 東京〜軽井沢間の航空輸送営業開始。
 〃 萩山〜村山貯水池間、村山梅林〜村山貯水池間の内燃鉄道免許取得
 〃 南軽井沢競馬場で競馬開催を主催
 〃 王子製紙の藤田好三郎が1926年に練馬城趾に開業した豊島園を安田信託銀行から買収
1928年 堤康次郎、多摩湖鉄道会社を設立し、 国分寺〜萩山間営業開始
 〃 小田原電気鉄道が日本電力資本となり、堤康次郎は撤退
1931 千ヶ滝西区で貸別荘の経営開始
1933 大雄山鉄道(現・伊豆箱根鉄道大雄山線)を買収
1934 駿豆鉄道(現・伊豆箱根鉄道)を買収
1935 箱根遊船株式会社が湖尻〜元箱根間自動車道の営業開始
1937 1964年予定の東京オリンピックを目指し、箱根に複数のホテル(駒ケ岳温泉ホテル、富士見楼、神山ホテル、仙石高原ホテル、仙石温泉ホテル)を建設
1944 国土計画興業株式会社に社名変更
1947 長野県軽井沢町千ヶ滝地区にあった皇族・朝香宮家の別邸を改装し「プリンス・ホテル(旧・軽井沢プリンスホテル)」としてオープン(※プリンスの起源)
1953 高輪にあった皇族・竹田宮邸を改装し、品川プリンスホテル(現在の高輪プリンスホテル貴賓館)を開業
1956 西武鉄道が株式会社プリンスホテルを設立
1964 4月、堤康次郎死去、三男の堤義明が後継者となる
 〃 10月、東京プリンスホテル開業
1965 国土計画株式会社に商号変更
1978 クラウンライターライオンズを買収、堤義明がオーナーに就任
1985 西武鉄道の親会社である国土計画(後のコクド)の完全子会社となる
1992 株式会社コクドに商号変更
2004 堤義明が西武鉄道の有価証券報告書虚偽報告の責任を取る形で、会長及び西武ライオンズオーナーを辞任することを発表
2005 堤義明、証券取引法違反容疑で逮捕
 〃 堤義明並びに法人としてのコクド・西武鉄道の有罪が確定
2006 グループ再編でプリンスホテルに吸収合併され解散
2022 プリンスホテル(現在の西武リアルティソリューションズ)がホテル・レジャー事業を西武・プリンスホテルズワールドワイドに承継した

12:30〜14:30のルート

以下のリンクはGoogleマップのリンクです。マップの保存をしていれば説明がみれます。マップの保存についてはこちら

  1. 旧国立駅舎
  2. 旧野島家住宅
    • 昭和2(1927)年頃、元海軍大佐野島新之丞が建てた住宅
    • 市登録有形文化財
    • 現在の所有者はル・ヴァン・ド・ヴェール
  3. 一橋大学のキャンパス散策

15:00〜17:30のルート

  1. 谷保駅
  2. 旧本田家住宅(都指定有形文化財)
  3. 下谷保1号墳
    他にも古墳たくさん
  4. 谷保天満宮
    境内および周辺に見どころ多数
  5. 清水の茶屋跡
  6. 谷保の城山歴史環境保全地域
  7. 国立市古民家・城山さとのいえ
  8. ハケ下散策路
  9. くにたち郷土文化館
  10. 谷保山南養寺
  11. 滝乃川学園
  12. ママ下湧水公園
  13. 矢川駅
    or このまま立川駅まで暗渠散歩もあり