
今回いくところ
- 日本橋三井タワー(集合場所)
隣接する重要文化財「三井本館」との調和をコンセプトに、2005年に竣工した超高層ビルです。1階アトリウムは高さ約26mもの大空間で、大理石と光に包まれた荘厳な美しさが魅力です。 - 日本橋室町三井タワー
2019年に誕生した、江戸時代の活気を現代に再現することを目指した複合施設です。低層階の「コレド室町テラス」には、日本の伝統と現代的なライフスタイルが融合したデザインが随所に見られます。 - コレド室町2
「日本を賑わす日本橋」をコンセプトに、江戸の町屋の賑わいを再現したデザインが特徴です。館内には江戸時代の「富くじ(宝くじ)」ゆかりの福徳神社へと続く参道があり、新旧の文化が交差する空間となっています。 - 三井本館
1929年に竣工した、アメリカ合衆国の設計による重厚なネオ・クラシカル様式の傑作で、国の重要文化財です。外装のコリント式大列柱は圧巻で、当時の最高水準の技術が注ぎ込まれた「壮麗・品位・簡素」の美学を体現しています。 - 三越本店
1935年に全館完成したルネサンス様式の建物で、百貨店として初めて国の重要文化財に指定されました。中央ホールの5層吹き抜けや、佐藤玄々作の巨大な彫刻「天女(まごころ)像」は、建築そのものが芸術品といえる迫力です。 - 日本橋麒麟像
1911年に完成した現在の日本橋(石造アーチ橋)の中央を飾るブロンズ像です。本来麒麟にはない「翼」があるのが特徴で、日本の道路網の起点である日本橋から「全国へ飛び立つ」という繁栄の願いが込められています。 - 八重洲ファーストフィナンシャルビル
「ガラスの重箱」をモチーフにした、シャープで透明感のある外観が目を引くオフィスビルです。1階には天井高15mもの巨大なピロティがあり、都会の真ん中にダイナミックな歩行空間を作り出しています。 - 鉃鋼ビルディング
1951年に「戦後初の高層ビル」として誕生した旧ビルの歴史を継いで、2015年に建て替えられました。外観にはかつての建物の面影を残しつつ、最新の制振技術を備えた八重洲エリアのランドマークです。 - 北町奉行所跡
江戸時代の町奉行所の一つで、時代劇でおなじみの「遠山の金さん」ゆかりの地です。現在、東京駅八重洲北口付近の広場には、発掘された当時の排水溝の石垣などが一部復元され、当時の遺構を間近に見ることができます。 - ヤン・ヨーステン記念像
江戸時代初期、徳川家康の外交顧問となったオランダ人航海士の像です。彼の名前がなまって「八重洲(やよす)」という地名の由来になったことを記念し、日蘭修好のシンボルとして設置されています。 - 八重洲テラス
2023年に全面開業した「東京ミッドタウン八重洲」の5階にある、東京駅を眼下に見下ろせる屋外テラスです。最新のランドスケープデザインが施された開放的な空間からは、復元された東京駅赤レンガ駅舎の夜景を美しく眺めることができます。
