2026-07

世界史・国際関係

音楽はネルソン・マンデラ解放にどう関わったのか|「Free Nelson Mandela」から1988年コンサートまで

1984年の「Free Nelson Mandela」と1988年のウェンブリー公演は、獄中のネルソン・マンデラの名前と解放要求を世界へ広げました。音楽が政治運動に果たした役割と、釈放を単独で実現したわけではない限界を解説します。
世界史・国際関係

We Are the WorldとSun Cityは何が違ったのか|寄付と抗議に分かれた1985年

1985年、世界的スターが参加した「We Are the World」と「Sun City」が発表されました。一方は飢餓救援の寄付、もう一方はアパルトヘイトへの出演拒否を呼びかけました。二つの企画の目的と方法を比較します。
世界史・国際関係

音楽は社会を変えられるのか|寄付・抗議歌・ボイコット・巨大コンサートの歴史

音楽は単独で法律や政治体制を変えるものではありません。それでも、資金、認知、ボイコット、地域組織、巨大中継、国際協働を通じて社会運動を支えてきました。代表事例から効果と限界を比較します。
世界史・国際関係

『サン・シティ』とは何だったのか|スターたちがアパルトヘイトに挑んだ1985年

1985年、ロック、ヒップホップ、ジャズ、レゲエなどの音楽家が集まり、南アフリカのアパルトヘイトに抗議する曲『サン・シティ』を発表しました。高級リゾートがなぜ人種隔離政策の象徴となったのか、文化ボイコットと楽曲制作の背景から解説します。
世界史・国際関係

ポール・サイモン『グレイスランド』は文化交流かボイコット破りか

1986年の名盤『グレイスランド』は、南アフリカの音楽家を世界へ紹介した一方、文化ボイコット中の同国で録音したため批判を受けました。文化交流、政治運動、クレジット、利益配分の各面から論争を解説します。
世界史・国際関係

日本にも反アパルトヘイト運動があった|「名誉白人」と南アフリカをめぐる日本

アパルトヘイト期、日本人駐在員は「名誉白人」と呼ばれ、日本の対南ア貿易も拡大しました。一方、日本国内では1960年代から反アパルトヘイト運動が続きました。政府、企業、在留日本人、市民の関わりを分けて解説します。
世界史・国際関係

文化ボイコットとは何か|南アフリカで演奏したスターはなぜ批判されたのか

文化ボイコットは、アパルトヘイト体制を国際的に孤立させるため、公演、映画、演劇、出版、学術交流などを停止した運動です。国連の呼びかけ、出演者登録簿、サン・シティ公演をめぐる論争から、その仕組みと限界を解説します。
世界史・国際関係

ロック・アゲインスト・レイシズムとは|クラッシュとレゲエが英国の極右に対抗した音楽運動

Rock Against Racismは、1970年代英国の極右と人種差別に対抗し、パンク、レゲエ、雑誌、ポスター、デモを結びつけた文化運動です。1978年のヴィクトリア・パーク公演と地域運動から、その成果と限界を解説します。
イベント

【開催レポート】版元・版画の歴史をたどる:老舗版画展と広告博物館を巡りました!

2026年7月25日、14名で汐留・新橋・銀座を歩き、蔦屋重三郎と渡邊庄三郎を軸に江戸の広告、明治の輸出ラベル、新橋の地名、新版画の歴史をたどりました。
スポーツ・現代文化

映画『犬王』の主人公は実在した?幻の能楽師と琵琶法師・平家物語

映画『犬王』の主人公は、室町時代に足利義満から高く評価された実在の能楽師です。犬王と世阿弥、琵琶法師、『平家物語』の異本、壇ノ浦の宝剣をつなぎ、映画の背景をたどります。
食文化・暮らし・雑学

花札はなぜ生まれたのか|カード賭博の取締りと『サマーウォーズ』のこいこい

花札の系譜は、16世紀にポルトガル人が日本へ伝えたカードにさかのぼります。天正かるたから江戸時代の花かるた、現在の48枚へ至る歴史、こいこいの基本ルール、任天堂の創業、『サマーウォーズ』の勝負で起きていることを解説します。
古典・文学・教養

鬼とは何か|死者・疫病・異界から『鬼滅の刃』まで

死者の魂、疫病を運ぶ疫鬼、仏教の鬼神、酒呑童子や羅城門の退治伝承、人間が鬼になる物語をたどり、『鬼滅の刃』が日本の鬼をどう再構成したのかを解説します。
世界史・国際関係

徐福はどこへ行ったのか|始皇帝の不老不死探索と『地獄楽』

始皇帝の命で不老不死の仙薬を探した徐福とは何者だったのでしょうか。『史記』、三神山、丹薬と水銀、日本各地の渡来伝承、『地獄楽』での描かれ方をたどります。
世界史・国際関係

九尾の狐とは何か|東アジアを渡った妖狐伝承と『NARUTO』

古代中国の『山海経』に現れた九尾の狐は、瑞獣、妲己、玉藻前、殺生石へと姿を変えました。稲荷の狐や狐憑きとの違い、『NARUTO』の九尾との関係をたどります。
世界史・国際関係

死海文書とは何か|『エヴァンゲリオン』の宗教用語を本来の意味から読む

『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する死海文書、生命の樹、アダム、リリス、使徒、ロンギヌスの槍。本来の歴史と宗教上の意味、作品独自の組み替え方を初心者向けに解説します。
古典・文学・教養

錬金術とは何だったのか|賢者の石・ホムンクルス、近代化学と『鋼の錬金術師』

古代地中海からイスラム圏、ヨーロッパへ伝わった錬金術の歴史を、賢者の石、実験技術、パラケルスス、ホムンクルス、近代化学への変化とともに解説。『鋼の錬金術師』の等価交換との違いも整理します。
科学・技術・インフラ

惑星の名前はどこから来たのか|ローマ神話とセーラー戦士の能力

惑星の英語名に残るローマ神話、日本語名に残る五行、曜日との関係を整理し、セーラー戦士の能力が神話とどこまで重なるかを解説します。
古典・文学・教養

両面宿儺とは何者か|『日本書紀』の怪物と飛騨に残る英雄伝承、『呪術廻戦』との違い

『日本書紀』に記された異形の反逆者は、飛騨で寺の開祖・守護者として語り継がれました。千光寺、善久寺、円空像、飛騨金山、日龍峯寺をたどり、『呪術廻戦』の両面宿儺との違いを解説します。
科学・技術・インフラ

体を機械に置き換えても同じ人間か|テセウスの船と『攻殻機動隊』

テセウスの船、ジョン・ロックの記憶説、心理的連続性、意識の複製、義肢・人工臓器・脳機械インターフェースを通して、『攻殻機動隊』が描く身体・記憶・ゴーストと人格同一性を解説します。
古典・文学・教養

監視されていれば人は従順になるのか|パノプティコンと『PSYCHO-PASS』

中央監視塔から人々を見渡すパノプティコンは、現代の監視社会を考える代表的なモデルです。ベンサムの刑罰改革、フーコーの規律社会論、顔認証と犯罪予測の問題を、『PSYCHO-PASS』のシビュラシステムと比較しながら解説します。
イベント

新橋駅前がお祭り会場!盆踊りや立ち飲み、食べ歩きを楽しむ大人のこいち祭り【開催レポート】

2026年7月23日、23名で第29回新橋こいち祭へ。ゆりかもめ方面で集合し、SL広場と桜田公園で立ち飲み、屋台、盆踊り、演奏を楽しみました。新橋の歴史や祭りの特徴も解説します。
イベント

七葉会|宝生能楽堂で能・仕舞・素謡を楽しむ初心者向けガイド&開催レポート

東京・水道橋の宝生能楽堂で七葉会を鑑賞した開催レポート。能楽堂が初めての参加者と基本を予習し、正面前方席から約2時間鑑賞しました。能舞台の見方、仕舞・素謡などの基礎、能楽の歴史も初心者向けに解説します。
日本史・社会制度

古代から中世の東北史|多賀城・蝦夷・平泉・奥州藤原氏をつなげて解説

多賀城、蝦夷、阿弖流為、前九年・後三年合戦、奥州藤原氏、平泉、1189年の奥州合戦まで、古代から中世へ移る東北の歴史を一本の流れで解説します。
食文化・暮らし・雑学

口噛み酒とは何か|古代の酒造りと神事、『君の名は。』での描かれ方

口噛み酒では、唾液と米の酵素がでんぷんを糖へ変え、酵母と乳酸菌が発酵を進めます。古代史料、神事との関係、麹を使う日本酒との違いを、『君の名は。』の描写と分けて解説します。
世界史・国際関係

飛行艇とは何か|フロート水上機との違いと『紅の豚』のサボイアS.21

海を滑走路にした飛行艇は、郵便、旅客、軍用、救難で活躍しました。フロート水上機との構造差、戦間期イタリアの航空技術、『紅の豚』のサボイアS.21と実在機の関係を解説します。
古典・文学・教養

神隠しとは何か|人が異界へ消える伝承と『千と千尋の神隠し』

神隠し、天狗隠し、狐隠し、山の神とは何か。『遠野物語』に残る失踪と帰還の語りをたどり、『千と千尋の神隠し』の異界表現との共通点と違いを解説します。
科学・技術・インフラ

腐海のような森は実在するのか|菌類・植物が汚染を浄化する仕組みと『風の谷のナウシカ』

『風の谷のナウシカ』の腐海に似た環境浄化は現実にあるのか。森林生態系を支える菌類と菌根菌、植物が汚染物質を吸収・固定するファイトレメディエーション、生物濃縮との違い、放射性物質をめぐる注意点を解説します。
食文化・暮らし・雑学

要石とは何か|地震を封じる鹿島・香取信仰と『すずめの戸締まり』

鹿島神宮と香取神宮に残る要石は、地中の大鯰を抑えて地震を鎮める石として信仰されてきました。安政江戸地震後の鯰絵と『すずめの戸締まり』での再構成まで解説します。
日本史・社会制度

アシタカは何者なのか|『もののけ姫』と蝦夷・古代東北の歴史

『もののけ姫』のアシタカ一族を入口に、蝦夷という呼称、古代国家の東北進出、阿弖流為と母礼、俘囚、アイヌとの歴史的関係をたどります。
世界史・国際関係

名前を奪うとはどういうことか|真名・改名・支配と『千と千尋の神隠し』

名前は人格、所属、記憶とどう結びつくのか。日本の複数名、真名の観念、強制改名・番号化の歴史をたどり、『千と千尋の神隠し』の「千」という名の意味を読み解きます。